田辺国際交流協会(TIES)は、2025年6月29日(日)に、国際交流音楽会2025「サンティアゴ巡礼とケルトの響き~音で巡る世界遺産~」をYotette南紀の台ホール(和歌山県上富田町)にて開催いたします。
世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の重要な構成要素である熊野古道。その熊野古道と姉妹道提携を結んでいる、スペインのキリスト教の聖地を結ぶ巡礼路「サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路」。この二つの道に共通する、どこか懐かしく心に響く風景を、ケルトの美しい音楽と共にお届けします。
出演は、国内外で活躍するケルト音楽の第一人者たち。ヴォーカルの高野陽子さんを中心に、アイリッシュフルート奏者のhataoさん、ケルティックハープ奏者の上原 奈未さんによるユニット「高野陽子 with hatao & nami」が音楽の旅をご案内します。
入場は無料です。初夏のひととき、美しい音楽にのせて世界遺産を巡る旅へ出かけてみませんか。皆様お誘いあわせの上、ぜひご来場ください。
日時
2025年6月29日(日)開場 13:00 / 開演 13:30
場所
Yotette南紀の台ホール
(和歌山県西牟婁郡上富田町南紀の台63−3)
駐車場 500台
料金
入場無料(未就学児の入場はご遠慮願います)
申込み方法
事前申込みは不要です。当日会場にお越し下さい。
出演者プロフィール
高野陽子 with hatao & nami
◆高野 陽子 / ヴォーカル, パンデイレタ 他
高校在学中よりバンドを始め、ゴスペル・クワイア―での活動を経て、2004年の渡愛を機にケルト音楽に傾倒。アイルランド、スコットランド、スペインのガリシア地方などケルト文化圏へ度々通い研鑽を積みながら、訪れた様々な土地に伝わる物語を歌い継ぐ、旅するシンガー。ライアー(竪琴)、沖縄三線、パンデイレタ(スペイン・ガリシア地方のタンバリン)なども演奏する。
近年はヨーロッパ公演や国際ケルト音楽祭への出演など海外での活動も広がる一方、スペインのサンティアゴ巡礼路や熊野古道など国内外の聖地巡礼もライフワークとしながら、音楽を通じて民族、宗教等あらゆる垣根を超えて全てが調和してゆく世界を目指しながら活動中。
2022年、3枚目のアルバム、スパニッシュケルト、ガリシア地方の伝承歌を主とする「Morriña-ガリシアの孤愁」を制作。関西のケルト音楽オムニバスCD「CELTSITTOLKE/ケルトしっとるけ?」Vol.4、Vol.6 にも参加。
Web Site https://takanoyoko.com/

◆hatao / アイリッシュフルート, ティンホイッスル, バグパイプ, オカリナ, 篠笛 コーラス 他
アイルランドやスコットランドなどケルト音楽、スウェーデンやノルウェーなど北欧音楽の笛奏者。
伝統音楽の喜びをより多くの人と分かち合うことを目指し、演奏、教育、普及を柱に活動をしている。
大学在学中にティン・ホイッスル、アイリッシュ・フルートを習得、ケルト及び北欧文化圏へ定期的に長期間旅行し、現地の演奏家から指導を受ける。現在はピアノ、ハープ、オルガン奏者の上原奈未とともに
”hatao & nami”として日本各地および海外で演奏活動。レッスンを兵庫県宝塚市、名古屋市、奈良県橿原市で定期的に開催している。
オンライン・ショップ「ケルトの笛屋さん」で輸入楽器を販売、普及に努める。また、世界のケルト地域の音楽のリサーチと演奏をライフワークとし、研究の成果を10冊以上の書籍出版やブログを通じて発表している。
Website http://www.irishflute.info/

◆上原 奈未 / ケルティックハープ, カンテレ , コーラス 他
幼少からクラシックピアノを学ぶが、その後ケルト・北欧の伝承音楽に傾倒、ケルティックハープ・ピアノ奏者として、関西を拠点にケルト音楽〜北欧音楽の分野で長く演奏活動を行う。
1998年より北欧音楽の「シャナヒー」を結成。2011年からは「hatao&nami」としても全国でコンサートを展開。2018年より「Shanachie&Annikor」を結成し北欧物語歌を紹介する活動を始める。
これまでに「シャナヒー」「hatao&nami」にて10枚のCDを制作。
2021年には伝統曲をソロハープのためにアレンジしたCDと譜面集「Sølvharpe」を発売。ハープ教本を2巻まで発売。CM音楽、ゲーム音楽、メディア用音源など、音源製作も多数手掛けている。
ハープを通して伝統音楽に親しむワークショップやアンサンブルの会を定期的に開催している。
Website http://namiuehara.com/
